手持ちのCDの中で弦楽器奏者といえば…、うっかりこの人のCDを忘れていました〜。
初発のCDを購入したので、当時はけっこうな価格でしたね。
トン・コープマン指揮、オルガン&ハープシコード
アムステルダム・バロック管弦楽団 ヨーヨー・マ(バロックチェロ) 1998.8.16-21 オランダ
バッハ
01 讃えよ、誉めよ
02 神よ憐れみたまえ
03 主よ、人の望みの喜びよ
04 汝の慈愛によりてわれらを死なしめたまえ
05 主イエス=キリスト、われ汝を呼ぶ
06 汝イエスよ、今天より降りたもうや
07 私の心を、イエスよ
08 汝の血は、けだかき命の糧
09 G線上のアリア
ボッケリーニ
10〜12 チェロ協奏曲ト長調
13〜16 チェロ協奏曲ニ長調
これは、私が最も敬遠しがちな古楽器主体の演奏です。
今までのSPでは何だか乾燥気味な、楽器のボディ感を削ぎ落としたような音色で、実際にあまり聞かないCDでした。
でも、Accordoは、乾燥気味の音色という私が最も嫌うマイナスポイントを、乾燥した感じは残しつつも、満足感のある味わい深い趣で表現します。ソリッドな感じだけど、その音色やアンサンブルの響きが魅力的に思えます。
バロック楽器の演奏に対して、ああ、こういう演奏もけっこういいな〜、と思わせてくれたのはAccordoが初めてです。
この音色が最も生に近いのなら、バロック楽器演奏も悪くないと思います。
それにしても、Ayre KX-R修理完了までの代替プリアンプClasse Omega Pre.mkVには全く感心させられます。
いろんなCDを聞けば聞くほど本当に素晴らしいプリだと思います。どんなCDを聞いても不満感がありません。
他社のパワーとつないでいるにもかかわらず、「そんなハンディなど、どこ吹く風?」といった感じの、全く制約感のない、自然体の鳴り方なのです。
Ayre KX-Rは約1か月後に戻ってくる予定ですが、Omegaのほうが良かったらどうしよう…、などと思っています(^^ゞ
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