シューベルト「未完成」「ザ・グレイト」
2015-07-25


さて、今回おまけ的に購入した、ベーム&シューベルト「未完成」「ザ・グレイト」です。

おまけ的に購入したといっても、これはベームの代表的名演です。
しかも、このシリーズは、「ベルリン・フィル&ドイツ・グラモフォン録音開始100年記念特別企画 初回プレス限定 高精度ルビジウム・クロック・カッティング」SHM-CD盤という特別なものです。
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シューベルト:
1. 交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
2. 交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』
 カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 1966年2月(1)、1963年6月(2)  ベルリン、イエス・キリスト教会 ステレオ(アナログ/セッション)

おお〜、1960年代の録音ながら、素晴らしい鳴り方です。これなら納得の再販盤です。
演奏も、ベーム&ベルリンですから、当然ながら素晴らしい!
今回のCD購入は全てOK! でした(^.^)

さて、シューベルトの「未完成」といえば、まずはこれですよね。
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カルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1978年9月 ウィーン、ムジークフェラインザール

でも、私が中1の頃、一番最初に聞いて慣れ親しんだ演奏はこれです。この演奏が自分の標準になっています。
クライバーは、もっと後で聞いて、カラヤンとはまた別の感動がありました。
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交響曲第8番『未完成』、第9番『グレート』 カラヤン&ベルリン・フィル 1964〜1968年 ベルリン、イエスキリスト
ライバーは、潔癖な性格で、レコード発売になかなかOKを出さなくて、現存するCDも少ないです。
カラヤンは、録音にはとても積極的で、今日のCD開発の原動力となりました。CDも数限りなくあります。
ベームは、そのどちらにも与さず、来る者拒まず、去る者追わず、我が道を行く、といった印象があります。

今聞くと、ベームの演奏は、やや地味ですが外れはありません。でも、クライバーのような奔放な意外性はあまりないかもしれません。また、カラヤンのような豪華さ美麗さも…。
若いころはクライバー的に、中年〜壮年あたりはカラヤン的に、壮年以上はベームのように…。
こんな感じで人生を過ごせたら、理想的ですね〜(^.^)
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